お腹、腕、足、顔…痩せたいところは数多くありますが、反対に「お肉が付いて欲しい」と女性が熱望する部分がひとつだけあります。それは「胸」。ダイエットをしても、バストのサイズだけは維持したいという望みを持っている方は多いのではないでしょうか。

しかし、俗に「胸から痩せて腹から太る」と言われるように、痩せると必然的に胸も小さくなってしまいます。女性の胸はほとんどが脂肪でできており、ダイエットで体重を減らすと、体は命を守るため「不必要」と判断したバストの脂肪をエネルギーとして燃焼させます。

そして太るときには、内臓を守るクッションにするためにお腹やわき腹といった気になる部分に優先的に脂肪をつけてしまいます。せっかくダイエットしたのに、以前よりスタイルが崩れてしまう悲しい結果に終わることもままあります。

それを防ぐため、ダイエットしながらバストサイズを維持する方法を紹介します。まず、「姿勢を良くする」こと。背筋をいつもまっすぐ伸ばして正しい姿勢で歩くことです。頭を背骨で支えるイメージを持って、早足で歩くと効果的です。

簡単なようですが、これも背筋を鍛える立派な運動です。前後の脂肪のバランスが崩れ、背中の筋肉だけでバストを支えるためには、やはりそれなりの背筋力が必要なのです。実際にやってみると、ずっと背筋を伸ばしているのは意外と疲れることに気が付くと思います。苦しいかもしれませんが頑張りましょう。

腕立て伏せも効果があります。肩幅より少し広く腕を開いて、10~20回腕立て伏せをすると胸の上部の筋肉が鍛えられてバストを上に引き上げるバストアップ効果が得られます。一度にたくさんではなく、毎日続けることが大切です。

筋肉を鍛えつつ、同時に胸に脂肪を集めていきます。お腹や胸の下、二の腕など胸の周辺の肉を胸に向かってマッサージし、最終的には胸もよくマッサージします。お風呂上りなどに毎日欠かさず行うことで、徐々に脂肪が胸に移動していきます。

食材選びもとても大切です。特にたんぱく質は筋肉を作る必須栄養素ですから、脂肪が多いからと肉や魚を食べないでいるとバストを支える筋肉が失われて胸が垂れてしまったり、サイズダウンの原因になります。
カロリーが気になる人は鶏の胸肉や赤身の牛肉など、脂肪の少ない肉を選んで食べるようにしましょう。

豆腐や豆乳など、大豆製品を毎日摂るのもバストサイズを維持しながらのダイエットのコツです。大豆は良質な植物性たんぱく質の宝庫であるとともに、女性ホルモンと同じ働きをする「イソフラボン」という成分を含んでいます。

大豆は必須栄養素のビタミンB群も豊富なので、普段から食生活に取り入れたい食材ですが、ダイエット中には胸や背中の筋肉を鍛える意味でも、女性ホルモンを補う意味でも積極的に食べるようにしましょう。

短期間で体重を落とそうとすると、胸が小さくなってしまうのは避けられません。最低でも3ヶ月は見込んでおき、上記の方法を続けてバストサイズを維持しながら徐々に体重を落としていってください。理想のプロポーションを得るためには地道な努力が不可欠です。皆さん、頑張ってください。