「老け顔」に見られてしまう大きな原因のひとつである「二重あご」。

これに悩み、「小顔になりたい!」とダイエットを決意する方もいらっしゃるでしょう。しかし、近年の研究であごには脂肪細胞が少なく、お腹のように「太って脂肪が付いたから二重あごになる」ということはないと実証されています。

二重あごの原因になるのは、顔に20種類以上もある「表情筋」の衰えです。加齢やストレスによって表情筋が衰えてたるみ、そのためにリンパ腺が圧迫されて、本来ならリンパ腺を通って排出される「水分」があごの下に溜まってしまいます。これが二重あごを作ってしまうのです。

二重あごの解消には、食事制限や運動などの一般的なダイエットではなく、表情筋を鍛えることが必要です。表情筋がしっかり鍛えられていると、喜怒哀楽をはっきり表し、生き生きとした笑顔を作ることができます。それだけでも「美人度」が跳ね上がることは間違いありません。表情筋を鍛え、二重あごを解消する顔面ストレッチを紹介します。

1.口を軽く閉じてあごを上げます。口の周辺の筋肉を動かすことを意識してください。上唇は動かさないように注意しながら、ゆっくりと下あごを鼻に向かって持ち上げます。限界まで上げたら、そのまま5秒間キープしてください。5秒経ったら、ゆっくりと元の状態に戻します。

2.口をしっかり閉じ、口角を思いっきり引き上げます。1回に付き3秒程度、ぎゅーっと力を入れてください。

3.口を開け、前歯の後ろに舌を押し当てます。この時も3秒くらいしっかり力を入れましょう。

4.口を開けて舌を出し、あごの下に向かって思い切り伸ばします。同じく、3秒ほど力を入れて行います。

1~4の動きを一日4~5セット繰り返して毎日行ってください。だんだんと表情筋が鍛えられ、リンパ腺が圧迫されなくなりスムーズに水分が排出され、二重あごが解消されてきます。この顔面ストレッチ自体はとても簡単なので、続けることも苦にはならないはずです。頑張って毎日の習慣にしてください。

二重あごになると、見た目が悪いだけではなく、あごが重くなるので自然と口が開いてしまいます。

いつも口を開けているのはだらしない印象を与えてしまいますし、さらに寝ている間に口が開いていると、舌が下がって呼吸器官を圧迫し、いびきや睡眠時無呼吸症候群につながります。空気中の雑菌もそのまま吸い込んでしまうため、病気の原因にもなってしまうのです。

表情筋を鍛えるにはストレッチも有効ですが、普段からよく表情を作ることが大切です。人とコミュニケーションし、話すことだけでも立派な表情筋トレーニングになります。何より効果的なのは「笑顔」です。

口角を上げ、大きな口を開けて笑うこと。笑顔の素敵な人はそれだけで魅力的です。「今は大丈夫」と思っていても、年齢を重ねれば表情筋は衰えてきます。今日から、「よく笑う」ことを心がけて二重あごを解消し、若々しい美人を目指しましょう。