ぽっこりお腹を何とかしたいと考えている人、毎日きちんとお通じがありますか?便秘気味の人は、溜まった便が腸を押して、下腹を出させていることが多いのです。

さらに、便秘によって長期間腸内に溜まっている「宿便」の量は、一説によると健康な人で3kg、便秘が続いている人だと5kg以上もあるとも言われています。

科学的にはっきりと証明された量ではないので、「宿便を出すと体重が減る」と断言することはできないのですが、便秘を解消することで腸内環境が整い、ダイエット効果が上がることは間違いありません。

ただ、下剤や浣腸に頼るのは考え物です。あまりに便秘がひどく、どうしても自力では排泄が難しいというひとは医師の指示に従って下剤を利用することもありますが、簡単に下剤を乱用していると腸が弱ってしまい、下痢を起こしたり下剤無しでは便が出なくなったりしてしまうことも考えられます。

食物繊維の多いものを食べるなど食生活の見直し、ストレッチで腸に刺激を与えて自然な排便が行えるようにすることが基本です。溜まった便やガス、老廃物を排出してデトックス、お腹を引き締める簡単「股関節ストレッチ」です。

普段あまり動かさない股関節とその周辺の筋肉を曲げ伸ばしして、下半身の血行と代謝をアップすることができます。寝転がったまま行えることので、テレビを見ながら、寝る前など空き時間を活用して気軽に体を動かし、便秘を解消して楽々ダイエットを目指しましょう。

1.うつ伏せになり、両腕を前に伸ばして右ひざを90度曲げます。右足の付け根の関節が動いているのが感じられると思います。

この姿勢でゆっくり深く5回呼吸してください。

2.上半身を起こして、右腕の下に左手の甲を滑らせるように入れ、左肩と左手を床につけます。

3.息を吸いながら、右ひざは床につけたままで右手を天井に向けて伸ばします。

4.息を吐きながら、ゆっくり右手の甲を床につけて、右ひざが床から離れるまで体を反転させます。この姿勢でゆっくり5回深呼吸です。左側も同じ動きをして、この動作を4~5回繰り返します。

続いて、前記で開いた股関節を閉じて、股関節の位置を調整するストレッチです。両ひざの重みを利用しながらゆっくりとお腹をねじるので、体の表面ではなく内側の筋肉に働きかけてお腹周りをすっきりさせる効果があります。

1.仰向けになり、両手は肩のところでまっすぐ横に伸ばして、両ひざを立てます。

2.右足を持ち上げ、右足のふくらはぎを左足の太ももに乗せます。できる人は足を絡めると効果がアップします。

3.息を吸いながら、腰と背中を伸ばします。

4.息を吐きながら、両ひざを右側に倒し、顔は左側に倒して体をねじります。肩甲骨が床から浮き過ぎないように注意して、10回深呼吸します。左側も同じ動きで、やはり4~5回繰り返します。

この股関節を「開く」「閉じる」ストレッチは、ゆっくりと深く呼吸しながら、それに合わせて体のねじりを深くしていくのがポイントです。

ねじることで腸を刺激し、腸の運動を活発化させて便秘の解消を目指すとともに、股関節と筋肉をよく伸ばし、お腹やお尻の周辺の筋肉をよくほぐしてじっくりと鍛えることで、ぽっこりお腹を引き締めるのに役立ちます。

動き自体は簡単ですし、激しい運動ではないので体に負担も掛かりません。寝転がったまま、布団の上でごろごろとゆったり体を伸ばしましょう。

呼吸と同時に体に溜まった悪いものが出て行くところをイメージすれば、楽しくなると思います。就寝前に行うとほど良く体が温まり、血行が良くなってぐっすり眠れ、すっきりした目覚めが手に入ります。簡単ストレッチでお手軽に便秘を解消して、お腹をすっきりさせましょう。