お出かけ前に鏡を見て、「前はもっと顔のラインがすっきりしていたのに…」と感じることはありませんか?

顔がたるみ、大きく見えてしまうのは、太って頬に贅肉が付いたことよりも、加齢により顔面の骨や関節、特に顎関節のズレやゆがみが原因となっている場合が多いのです。

このゆがみ、放っておくとさらに顔が丸くなったり、頭痛や肩こりを引き起こしてしまうこともあります。そこで、顎関節のゆがみを治療する「耳たぶ回し」を試してみてください。たった一分間で顔のたるみが解消され、フェイスラインが一回り小さくなります。

基本は仰向けに寝転んだ状態で行いますが、立ったり座ったままの姿勢でも十分に効果があります。

【方法】

(1) 軽く耳たぶをつまみ、弱い力で後ろに4回回します。

(2) 両手の指から手のひらまで全体を使って、目頭から耳元まで優しく4回なでおろします。「触れる」くらいの力で撫でるのがポイントです。強く触れすぎると、デリケートな顔の皮膚を傷付けてしまうので注意しましょう。

(3) もう一度、耳たぶをつまんで後ろに4回回します。本当に軽~くそ~っと回してください。

(4) 下あごを前に向かって4回突き出します。あまり力を入れすぎず、自然な感じで行います。

(5) 下あごを左右に4回ずつずらします。自分で「変な顔!」と笑ってしまうくらい、大げさに動かしましょう。

(6) もう一度あごを前に突き出し、口を大きく開けます。

(7) 体を起こし、ひじを直角に曲げて後ろに4回引きます。肩甲骨で肩を引っ張るようなイメージです。

(8) 同じ姿勢で、肩を後ろに8回回してください。8回を1セットとして、4セット、合計32回ぐるぐると回します。

もともとこの耳たぶ回しは、あごの噛む筋肉を緩めてリラックスさせ、頭痛や肩こりを解消するために歯医者さんが考案した「顎関節の治療法」です。顎関節のゆがみを治すことで、結果的に顔全体を引き締め、たるみを取ることができます。肩こり性の人にもおすすめです。

合わせて行いたいのが、顔の筋肉をほぐす「顔コリほぐし」マッサージです。顔の大部分を占める表情筋も、血行の悪さやストレスによってコリ固まってしまいます。顔のコリを取ってあげると小顔になれるだけでなく、筋肉がよく動くようになるので表情も明るくなり、若々しい印象を与えることができるようになります。

【方法】

(1) 親指と人差し指で「丸」を作り、人差し指の第一関節を立てます。この部分の骨を使います。

(2) 眉の上辺りに立てた指の骨をぐっと押し当て、額の上に向かって小刻みに優しく動かしていきます。なるべく動かす幅を小さくするのがポイントです。

(3) 同じ指の骨を使って、まぶたや目の下など、顔全体をほぐします。顔の中心から外側に向かって動かしてください。「痛気持ちいい」と感じる部分を重点的にマッサージします。

「顔コリほぐし」は朝晩5分ずつ、一日2回行います。一日10分だけでも即効性があるので、すぐに小顔効果が現れるはずです。顔の皮膚はとても薄くてデリケートです。しわになるような乱暴な動かし方をすると逆効果。しわが固定されてしまうこともあるので注意してください。優しく丁寧に行うことが大切です。

「耳たぶ回し」と「顔コリほぐし」を両方行っても、一日たった11分間。これだけでフェイスラインがすっきりする上に、頭痛や肩こりも解消されるので、正に一石二鳥です。顔がたるんできた気がしたら、ぜひチャレンジしてみてください。