私達人間の体は、心臓から離れるほど血液や水分の循環が悪くなります。特に下半身は、重力によって余分な水分や老廃物が溜まりやすく、これがむくみとなって足を太く見せてしまうことになります。

根本的な原因は、骨盤のゆがみ、疲労による筋肉の硬直、ストレスによる自律神経の乱れなど様々ですが、それ自体を取り除くことはなかなか難しいものです。

そこで、自分で簡単にできる「足マッサージ」で下半身の筋肉をほぐし、血行を改善してむくみを解消、足をすっきり細く見せましょう。太ももだけでなく、ふくらはぎも合わせてマッサージしてあげることで、下半身全体を引き締めることができます。

太もものマッサージです。

【方法】

(1) イスに腰掛け、肩の力を抜きます。

(2) 両手で太ももの外側と内側をはさむように持ち、ひざから足の付け根に向かって、下から上に交互にさすり上げていきます。太もも全体をよく揉みほぐしてください。10回を1セットとして、5セット行います。

(3) 太ももに両手を当て、タオルを絞るような感じでさすります。これも10回1セットで5セット行ってください。

(4) 反対側の足も、同様にマッサージします。

(5) 手のひらで、太もも全体をポンポンと軽く叩いていきます。ひざから足の付け根まで、10回1セットで5セットずつ、左右両方を叩きます。

次にふくらはぎのマッサージです。

(1) イスに座ったまま、両手でふくらはぎをつかみます。

(2) 足首からひざにかけて、下から上へ優しく揉みほぐしていきます。力を入れすぎないことがポイントです。

(3) 足首からひざへ、手のひらでふくらはぎを軽く叩いていきます。10回1セットで5セット行います。

(4) 反対側の足も同様にマッサージを行ってください。

最後に、冷えの原因になる爪先のマッサージです。

(1) イスに座り、片ひざを立てて体を安定させます。

(2) 両手の親指と人差し指を使い、足の指1本1本を丁寧に揉みほぐします。

(3) 足の裏の外側を揉んで行きます。

(4) 両手の親指で、土踏まずをギュッギュッと力を入れて30回ずつ押してください。「痛気持ちいい」くらいの力で行います。

(5) 仕上げに、アキレス腱の両側を上下にゆっくりさすります。

たったこれだけですが、普段は凝り固まっている足の筋肉をマッサージによって丁寧に揉みほぐしてあげることで、筋肉が柔らかくなり、圧迫されていた血管が拡張します。

すると血液が下半身に十分に行き渡るようになり、溜まっていた水分や老廃物を排出してくれます。本来ふくらはぎの筋肉は下半身の血液を心臓に送るポンプの役割を持っていますが、ここが凝っていると必然的に血液を押し出す力が弱くなり、むくみの原因になってしまいます。

自分ではむくんでいると思っていなくても、女性の足は意外に冷えて血行が悪くなっていることが多いものです。寝る前などに足マッサージを行うだけで、人によっては一週間で太ももマイナス5cmもの効果が現れます。

下半身の血行を改善すると、冷えが解消されて免疫力がアップし、病気にかかりにくい健康な体作りにも役立ちます。まずは試しに足マッサージを実行してください。血行が良くなるとリラックスでき、ぐっすり眠れて下半身もすっきりします。