清涼飲料水やゼリーなど、「カロリーゼロ」の商品がたくさん販売されています。ダイエット中でも甘いものが欲しい…こんな時にはとても便利なこれらの商品ですが、実は意外な落とし穴があります。

最近発表されたアメリカの研究結果に、「ダイエット清涼飲料を1日2本以上飲んでいる人は、飲まない人に比べて約10年間でウエストの増加率が平均5倍だった」というものがあります。

もちろん、この結果だけではダイエット清涼飲料が肥満の直接の原因になったのかどうかは分かりません。

もともとカロリーの高い食生活を送っている人が、「せめて飲み物だけでも」とカロリーゼロ飲料を飲んでいる可能性もあるからです。

しかし、ダイエット清涼飲料の中には、人工甘味料などの食品添加物が多く含まれています。通常、人間の体は食べ物を食べると消化のためにインスリンを分泌します。しかしアステルパームなどの人工甘味料はカロリーがないため、インスリンが分泌されてもエネルギーに変換できません。そこで、体は自然とエネルギー源を求めて食欲を増進させてしまうのです。

また、この「嘘」のカロリー摂取をこれを繰り返していると、インスリンが分泌されにくくなり、実際にカロリーのある食べ物を食べたときにエネルギーに変換できず、どんどんと脂肪として溜め込まれてしまうことになります。

つまりは人工甘味料を大量に含むダイエット清涼飲料を飲み続けることで「太りやすい体質」になってしまうのです。また、人工甘味料はブドウ糖や果糖などの自然の糖分に比べて、300倍以上の甘味を持っています。

ほんの少量で強い甘味を感じられるので便利に思いがちですが、だからと言って大量に使用していると味覚がそれに慣れてしまい、どうしても濃い味付けを好むようになってしまいます。普通の食事では満足できず、砂糖やしょうゆ、油などをついついたくさん摂るようになり、高血圧や高脂血症など健康にも悪影響を及ぼすことになります。

そして意外に知られていませんが、「カロリーゼロ」は「全くカロリーがない」ということを意味してはいないのです。

法律では「100mlあたり5カロリー以下であれば『カロリーゼロ』と表記しても良い」と定められています。

ダイエット清涼飲料のペットボトル1本500mlの中に25カロリーが含まれていても、法律では「カロリーゼロ」です。たとえ25カロリーとは言え、カロリーはカロリーです。

安心してがぶ飲みするのはやめたほうが良いでしょう。最も怖いのは「カロリーゼロのものを食べているから大丈夫」と安心してしまい、他の食事を食べ過ぎてしまう可能性です。ファーストフードのお店などで、ジュースだけカロリーゼロにしてもハンバーガーやフライドポテトなど高カロリーのものをたくさん食べると太ってしまうのは当然です。

実は危険な「カロリーゼロ」。必ずしもダイエットの味方になってくれるわけではありません。皆さん、気をつけてください!