一日働いた疲れを癒すのに最適なお風呂。ゆっくり湯船に浸かって体を温めて血行を良くし、肩こりや腰痛を改善したり、リラックス効果も得られるお手軽リフレッシュ空間です。さらに、上手にお風呂に入ることでダイエットにも役立つのです。

お風呂がダイエットに良い理由は、まず体が温まって汗をかくこと。汗と一緒に体に溜まった毒素や老廃物が排出され、デトックス効果があります。

人間の体にはもともと毒素を排出する働きがあり、肝臓で毒素を分解して、便や尿として排出したり、リンパ腺を使って老廃物を処理しています。しかし現代人は、添加物の多い食事や不規則な生活で非常に毒素が溜まりやすい傾向にあります。

しかもこの毒素、脂肪と結びつきやすい性質を持っており、燃えない脂肪として体に蓄積されてしまうのです。

習慣的にお風呂で汗を流すことで、これらの毒素を自然に排出できるようになり、代謝が上がって脂肪が燃焼しやすくなります。

また、余分な水分や老廃物が排出されるのでむくみが解消され、見た目もすっきりスリムに見える効果もあります。また、ご飯の前にお風呂に入ると脳の緊張状態が緩和され、食欲を抑えて食べ過ぎの防止につながります。

代謝の良い体を作る入浴方法は「半身浴」がおすすめです。湯船に43度くらいの熱めのお湯を張り、両手のひじから先と両足のひざ下を5~10分間温めます。

冷えやすい末端部分を温め、全身の汗腺を刺激して汗をかきやすい体質にする効果があります。お湯に使っている間に足首をぐるぐる回すように動かすと、収縮した筋肉がポンプの役目をしてさらに血行が促進されます。

水を足して37~38度のゆるめのお湯にし、10~15分間しっかり体を温めます。体の芯から温まることで汗が流れて、老廃物の排出を促してくれます。

ただし、汗をかくといっても水分不足には要注意です。ペットボトルの水などをそばに置いて、入浴中と入浴後に各コップ1杯程度は水分補給をすることを忘れないでください。

また、お風呂に浸かって温まっている状態で体を動かすと、さらに代謝が活発になると同時に、脂肪の燃焼も促進されます。特に足を重点的にマッサージすると、老廃物が排出されてむくみが解消され、すっきりしたラインを手に入れることができます。

足首からひざにかけてのマッサージです。くるぶしの内側からひざの内側まで、親指を使って押し上げるようにマッサージします。

次は両手でふくらはぎ全体を包むようにし、親指以外の指でアキレス腱からひざの裏側を押し上げます。最後にくるぶしの外側からひざの外側を親指を使って押し上げます。足全体をまんべんなくマッサージすることが、効果的に老廃物を排出させるポイントです。

次は太もものマッサージです。太ももの内側の贅肉をつぶすような感じで、両手で大きく絞るようにマッサージします。太ももの外側も同じように、贅肉を絞りながら念入りにマッサージしてください。

最後に、両手で太ももをつかむように持ち、ひざの裏側から足の付け根、お尻にかけて両手の親指以外の指を使って揉みほぐします。十分に時間をかけて丁寧に行うことで、さらに体も温まりどんどん汗が流れて毒素や老廃物が排出され、代謝アップを助けてくれます。

忙しいからとシャワーで済ませてしまう人も多いお風呂ですが、ダイエットの強力なサポーターの役割を果たしてくれます。眠る前に体を温めるとリラックスでき、心地よい睡眠が得られ、体調も良くなって一石二鳥です。億劫だと思わずに、バスタイムを楽しんでください。