ダイエット中に無性に甘いものが食べたくなって、ついついケーキやスナック菓子に手を伸ばしてしまい、ダイエットに失敗してしまった人も多いことでしょう。

特にご飯やパンが好きな人は、ダイエットには食べすぎは禁物、と思いつつも誘惑に負けて炭水化物の摂りすぎになってしまう危険性があります。

そんなときの強い味方が「さつまいも」です。いも類の中でも糖度が高く、甘味が強いのでおやつに最適です。その上、さつまいもには優れたダイエット効果がたくさん隠れているのです。

第一はさつまいもに含まれる「クロロゲン酸」です。これはとても高い抗酸化力を持ち、細胞を若々しく保つとともに、糖分の吸収をブロックしてくれます。そしてさつまいもを切ったときに包丁に付く白い乳液上の成分「ヤラピン」があります。

ヤラピンは腸のぜん動運動を促進し、便を柔らかくして排便を促す働きを持っています。それに加えて、さつまいもの豊富な「食物繊維」がさらに腸の働きを活発にしてくれます。さつまいもを食べると便秘が解消されるのは、このヤラピンと食物繊維の相乗効果によるものです。

ヤラピンはさつまいもの身だけでなく、皮や茎にも多く含まれており、また非常に熱に強いため、蒸したり焼いたりといった加熱調理によって効果が薄れることがありません。さつまいもを食べることで排便が促され、腸内環境が整えられて代謝がアップし、脂肪が燃焼しやすくなります。

ダイエット中に甘いものが欲しくなったときは、電子レンジでさつまいもを蒸してケーキや菓子パンの代わりにしてみてください。

その際、栄養分が豊富な皮も一緒に食べるとより効果的です。ただし、バターやマーガリンを付けると脂肪分とカロリーが一気に高くなってしまうため、そのまま食べるようにしてください。

簡単でおすすめのさつまいものおやつの作り方です。

(1) さつまいもをサイコロ状に切り、浸るくらいの牛乳と一緒に平たい耐熱容器に入れます。

(2) ふんわりとラップをかけ、そのまま電子レンジで2~3分、さつまいもが柔らかくなるまで蒸します。

(3) 好みでハチミツ、シナモンなどをかけて出来上がりです。

さつまいもは、米や麦と比べてゆっくりと消化吸収されるので、太りにくい炭水化物食品です。ゆっくりと消化されるということは、つまり腹持ちが良いので過食の心配が少ないというメリットがあります。

さつまいも150gのカロリーは約190キロカロリー。ご飯一膳150gが約250キロカロリーなので、一日のうち一回、主食をご飯から蒸したさつまいも150gに変えることで摂取カロリーを減らして、空腹感をあまり感じずダイエットすることができます。

おかずは何を食べてもかまいませんが、炭水化物は控えめに。もちろん、糖分や脂肪分の摂りすぎも禁物です。また、よく噛んで食べないと腸の中でガスを発生させ、逆に便秘の原因になることもありますのでしっかり噛むようにしてください。噛めば噛むほど甘味が感じられて一石二鳥です。

食物繊維やビタミンが豊富で、美肌効果も期待できるさつまいも。安価で一年中手に入るのでいつでもダイエットが始められます。ほっこりした自然な甘味を美味しく味わいながら、きれいに美人になりましょう。