彼に痩せるよう指摘を受けたのは5月で、その時点で、10月に結婚する事が決まっていました。

「結婚までに痩せなくては!」と本気で思いました。結婚式をする予定はありませんでしたが、彼の親族に「デブ」と思われたら悔しいと考えていたのです。

彼の指摘を受けた翌日、ダイエットの計画を立てました。カレンダーにその日の体重や、運動の内容、それに費やした時間を細かく書く事に決めました。

そして、ダイエットノートを作ったのです。そこには、憧れの体型の女性の写真を貼っていました。

私がそこに貼っていたのは、韓国の有名ダイエットトレーナー、チョン・ダヨン。彼女は、40代ですがメリハリのある身体でとても若く見えたのです。彼女はもともと痩せていたわけではなく、70キロ台から40キロ台に痩せた経験を持つ方でした。

彼女のエクササイズ方法や食事制限を実践しました。食事制限と言っても、小学生の時に行ったような過酷な物ではなく、おやつをナッツにしたり、乳製品を積極的に摂って筋肉を作りやすい体にしたのです。

その頃、私が目標にしたのは、華奢な体ではなく、筋肉質な女性。痩せるというよりは筋肉を作る事に目を向けたのです。

トレーニングやエクササイズをこの頃にして、気付いた事は、私は静かな動きが嫌いだということです。たとえば、ストレッチやヨガなどは私には向いていないと感じました。かと言って、ビリーズブートキャンプのような激しいトレーニングもきつかったのです。

そこで、ジムでの経験に基づき、私は踊る事が好きなのだと気付きました。古本屋さんで、昔流行ったプレステのダンスダンスレボリューションというゲームを買い、毎日踊り続けました。10年以上前に流行った物なので、安く手に入ったのです。

それに加え、足を開いたり閉じたりを1分間×3セット行うだけのレッグマジックというダイエットマシーンも購入し、毎日欠かさず行いました。テレビを見ながらフラフープもして、何分間続けられるか、毎日記録を付けていました。

いちいち、運動内容や時間、体重を記録していた事で、やる気が続いていたのです。5月から10月までで、体重は62キロから53キロになりました。それでも、11月に会った友人に、「幸せ太り?」と言われてしまいました。